フリテンの状態とは、一言でいうと『あがり牌だがロンできない状態』と言えますね。 フリテンの状態で、アガリの宣言をしてしまうとチョンボとなってしまうので、必ず覚えましょう。

このようにフリテンは三種類あります。それでは、一つずつじっくりと見て行きましょう。
一番有名なのでご存知だと思います。たまに間違えて覚えている人がいるので、しっかり確認して下さい。例えば、次の手牌だと…

アガリ牌は5索と8索ですが、自分の捨て牌に8索があるので、この場合8索でロンあがりできません。さらに、5索でもロンあがりできません。

多面待ちでも同様に、待ち牌のどれか1つでも捨てられているとフリテンとなり、ロンあがりができなくなるので注意して下さい。
次は、同巡内のフリテンについてです。同巡内とは、自分が牌を捨ててから次のツモまでの事を言います。次の手牌を見てみましょう。

この手牌、待ち牌は中と8萬ですが、8萬だと役なしであがれない状況です。 上記例のように下家が8萬を捨てた後に、同巡内に上家(あるいは対面)が中を捨てたとしてもロンあがりできません。
このような状態を、同巡内フリテンといいます。(例えば、下家ではなく対面が8萬を捨てた状態で、上家が中を捨てても同様に同巡内フリテンになります。)
「自分が捨てている牌」でのフリテンと同様に、とにかく待ち牌の1種類が捨てられたら、 (別の種類の待ち牌であっても)同巡内ではロンあがりできないという事ですね。もちろん、自分のツモ番がくれば、フリテン状態ではなくなります。
この同巡内ルールは、よく守りに活用されます。特に、自分の左側の上家(カミチャ)が捨てたばかりの牌と、 同じ牌を切れば絶対にロンと言われません(もし言われてもチョンボです)。
『一番簡単な安全牌は、上家が捨てたばかりの牌』という人もいますね。実践でも本当に良く使えるので オススメです。ただ、ロンはされないですが、チー・ポンはできますから他家に手を進まれないようにして下さいね。
フリテンの最後は、リーチ後に見逃した牌でのフリテンです。
これは、リーチ後にアガリ牌を見逃すと以降はフリテンとなって、ロンあがりができないという事です。例えば、次の手牌だと…

リーチをかけた手牌で待ちは2索・5索です。他家が5索を捨てた時に、三色のつかない安めなのであえて見逃したとします。 その場合、以降のロンあがりはできなくなります。見逃した5索であがれないだけでなく、2索でもあがれません。
これもリーチ後に『待ち牌の1種類を見逃したら (別の種類の待ち牌であっても)以降ではロンあがりできない』事になります。ロンあがりの見逃しだけではなく、自分があがり牌を(安めだった等で)ツモ切りしても同様にフリテンとなります。
※ ルールによっては、リーチ後の見逃し自体を禁じている事もあるようです。
以上、三種類のフリテンをしっかり覚えてください。最後に、フリテンリーチについて補足しておきます。
リーチをかけた後に、「しまった。フリテンだった」と嘆いてしまっているうちは初心者ですが、麻雀巧者はフリテンリーチと知ってあえてリーチする事もあります。例えば、

この手牌で、自分が序盤に8筒を捨てていてフリテン状態だったとします。 でも「親で点数が高く待ちも広い時」などに他家にわざと警戒させてツモあがりにかける場合もあります。
ただ、フリテンは本当に不利なテンパイなので、この場合のように手代わりが望める時 (例えば2萬をツモって3筒を捨てるなど)も多いのでフリテンリーチは本当に慎重に行ったほうが良いです。 リーチは守備面もおろそかになりますからね。
初心者のうちは、あくまでもこういうやり方もあるんだなという程度に留めて、 まずはフリテンをしっかり理解してチョンボしないように気をつけて下さい。
※ ルールによっては、フリテンリーチを禁じている事もあります。
- フリテンは三種類 |
- リーチ後にアンカンできないケース



















