【麻雀本】麻雀界の精密機械が指南する、基本定石のすべて!荒正義(著) 『麻雀虎の穴』


現役最強プロとも呼ばれる、荒正義プロの著書、『麻雀虎の穴』をご紹介します。本の帯に、基本定石のすべてとありますが、まさにセオリーの詰まった何度も読み返したい超オススメ本です!

麻雀虎の穴
荒 正義(著) 毎日コミュニケーションズ
2010-07-28

[追記] 荒正義プロは、モンドTVの人気番組『モンド名人戦』にも出場されているトッププロです。

荒正義

全384ページ、何切る問題199問の大ボリューム!

文庫サイズながら、全384ページと大ボリューム!数えてみたら、何切る問題が199問もありました。

↓このように、左ページに何切る問題。右ページに、前問の解説という、構成がメインです。(一部、コラムもあり)

 

kosei

 

解説も充実していて、虎の金言として、「アタマ固定より、メンツが優先」など、ワンポイントアドバイスが載っているのも、便利です。

 

基本定石が、体系的に学べる

目次を紹介すると・・・

まえがき

<第1章 基本編・牌の効率

牌の効率 (14問)、練習問題 (12問)、コラム:上級への道 流れの認識 その(1)

第2章 応用編・牌の効率1

配牌 (8問)序盤と中盤 (15問)、練習問題 (6問)、コラム:上級への道 流れの認識 その(2)

第3章 応用編・牌の効率2

イーシャンテン (45問)練習問題 (6問)、コラム:上級への道 流れの認識 その(3)

第4章 応用編・牌の効率3

テンパイ (21問)、練習問題 (6問)、コラム:上級への道 王道と覇道

第5章 上級編・手牌の効率

ドラ (8問)、手役 (9問)、オーラス (8問)、打点力 (15問)、練習問題 (12問)

< 第6章 推理と勝負の駆け引き

推理 (5問)、勝負の駆け引き (9問)

 

とあり、順序立ててに基本定石を学ぶことができます。ボリュームがあり、特にイーシャンテンの問題が充実していて、雀力アップに役立ちます!

 

一般的に、「何切る問題」って、複雑なケースが多くて、本当に正解とも言いきれない問題も多いものですが、
この本に登場する問題は、正解があるものばかり。解説も詳しいので、非常に納得感があると思います。

 

一例をあげると、

麻雀虎の穴 例

 

このイーシャンテンの手から、何を切るかは、牌効率の面では明確な正解があります。

麻雀虎の穴

 

この残った形は、リャンメン・カンチャンと呼ばれて、有名な形です。まさに定石ですね。こういった、明確な正解がある問題がたっぷり詰まっていて、何度も何度も読み返せば、かなり上達すると思いますよ! ボロボロになるまで読みたい名著です。

 麻雀虎の穴 (マイコミ麻雀文庫) 荒 正義 (著)

 

麻雀を感じて打てるまで、反復練習を

はじめにより、荒正義プロの言葉を抜粋してみますね。

 

麻雀は考えて打つのではなく、感じて打つものなのです。(中略)
大事なのは、これを反復練習することで正しい感性を身につけるのが目的なのですから。これがクリアー出来たら、一人前です。

 

う~ん、まさに反復練習する教材として、イチオシです。麻雀戦術書を5冊読むより、この本を5回読んだ方が、短期間で強くなるかと。これは、ライバルには教えたくない(笑)

モンド名人戦 予選第2戦対局

雀力向上したい方は、まずはこの『麻雀虎の穴』を読んでみて下さい!



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